提出が予定されている「琵琶湖の保全及び再生に関する法律案」にともなう環境委員会の琵琶湖視察が24日におこなわれました。関心が高いのか、30人の委員中、私も含む19人が参加。
滋賀県の琵琶湖調査船で、午前中に南湖、午後から北湖の水質調査や湖内の水草刈り、湖で唯一民家がある沖島、大量のカワウの生息地になっている竹生島を視察。また、陸に上がって干拓地をもとの湖に戻す取り組みをすすめている早崎内湖を視察しました。
水質調査では、南湖は「水深4.1メートル、表層の水温28.5度、低層の水温27.9度、透明度3.4メートル」にたいして、北湖は「水浸60メートル、表層の水温28.0度、低層の水温11.3度、透明度7.7メートル」と、違いが歴然。北湖の低層の水は飲料可ということで、みんなで飲みました。「冷たくて、おいしい」という声があがりましたが、私は党独自の調査で、最も環境が悪化している赤野井湾を見てきたので、飲むには飲みましたが、なんともいえない思いでした。
琵琶湖の環境保全、再生の必要性をあらためて痛感しました。