「シベリア抑留者支援・記録センター」が主催した「『日ソ捕虜・収容所協定』25周年の集い」が18日、国会内で開かれ、畑野君枝議員と参加。民進党議員とともにあいさつしました。
日本政府と旧ソ連政府の間で1991年に結ばれた「日ソ捕虜・収容所協定」は、第二次世界大戦後にシベリアに抑留され、飢えと寒さと強制労働のために死亡した人たちの情報提供や遺骨収集への協力が約束された協定。
その後、元抑留者や遺族のみなさんのねばり強い運動によって「戦後強制抑留者に係る問題に関する特別措置法」いわゆる「シベリア特措法」が2010年に成立・施行され、元抑留者に特別給付金の支払いなどがおこなわれていますが、政府の責任ですすめることとされた強制抑留の実態調査は、まだ十分にすすんでいません。
あいさつでは、歴史の真実を広く国民に広げ、次世代にも継承してほしいという元抑留者のみなさんの強い願いに応え、死亡者情報の提供や遺骨収集とともに、シベリア抑留の真実を国民に広げる取り組みをいっそうすすめるために力をつくすこと、そして、このような悲劇を生み出さないためにも、憲法9条をしっかり守り、二度と戦争をしない、戦争に加担しない平和な日本を築いていく決意をのべました。