「水俣病不知火患者会」「ノーモア・ミナマタ第二次国賠訴訟原告団」のみなさんが8日、要請にみえられました。
原告団の税所秀孝副団長、弁護団の岩崎真弓弁護士らから、「水俣病公式確認から61年!いまだに水俣病は解決していません。すべての水俣病被害者救援と紛争解決のためにお力を」との要請書を受け取り、懇談しました。
患者の認定を地域の機械的な「線引き」や「年代」で決めているため、ひとつの島のなかで同じように病状がでているにもかかわらず、水俣病に認定される人と認定されない人がいるという状況が残されています。
「水俣病問題が未解決なのは、被害の実態、全貌が明らかになっていないから。国の責任で住民の健康調査、環境調査を実施するよう働きかけてほしい」との訴えに、「解決のために力を尽くします」とこたえました。