日本弁護士連合会主催の院内学習会「カジノ解禁について考える」が10日、参議院会館会議室で開かれました。
カジノ解禁法案(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案)の今国会での審議入りの動きが浮上するなかで、急きょ計画されたもの。
学習会では、静岡大学の鳥畑与一教授が、「IR型カジノは、経済活性化の特効薬か―『カジノ法』の真意は?」と題して報告。宮崎県弁護士会の成見暁子副会長が、九州弁護士会連合会定期大会シンポジウム「ギャンブル依存症のない社会をめざして 推定536万人の衝撃~いま私たちにできること~」の取り組みと宣言採択の報告をおこないました。
同僚の池内さおり議員、清水忠史議員とともにあいさつし、カジノ解禁法案を廃案に追い込む決意を表明。民進党議員も参加しました。
学習会後には、全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会のみなさんから、「カジノ解禁推進法案の取り扱いに関する申し入れ書」を受け取り、協力を約束しました。