静岡県富士宮市の静岡富士病院が統合・廃止される問題で17日、高橋千鶴子議員とともに全日本国立医療労働組合(全医労)から要請をうけました。
静岡富士病院は、静岡県の富士医療圏域唯一の重症心身障害児(者)、発達障害児の医療・福祉拠点として重要な役割を担ってきた医療機関。独立行政法人国立病院機構は、現在地での建て替え整備する方針をもったものの、工事の入札が不調に終わるや一転、50㎞離れた清水町の静岡医センターへ2017年10月に統合・機能移転する「基本構想」を昨年2月に発表しました。
患者や家族にとってはまさに「寝耳に水」で、地元自治体を含め関係者に大きな不安が広がっています。
全医労の佐藤晃一委員長らから、患者や家族、職員の実態や声とともに、独立行政法人国立病院機構に統合・移転「構想」の中止・撤回を働きかけることなどを要請されました。