愛知県高等学校教職員組合から31日、「学校現業職員の身分の法制化を求める請願」の要請を、本村伸子議員とともに受け、現業職員のみなさんと懇談しました。
一般には用務員と呼ばれる学校の現業職員のみなさんは、校内の施設・設備の安全点検・修繕など、子どもたちが安心して学べる教育環境の整備をおこなっています。給食調理では、アレルギー対策など決め細かな対応をおこない健康を支えています。
このように現業職員のみなさんは、学校現場では欠かせない役割を担っているにもかかわらず、その法的身分は「その他必要な職員を置くことができる」とされ、教職員標準定数法にも定められていません。いま地方自治体の財政難を理由に新規採用停止・退職不補充で正規職員が年々減り、非正規に置き換えられ、民間委託もすすんでいます。
懇談では、教育現場を支えている仕事の内容、教師とは違う立場で生徒たちと関わる役割の重要性などが訴えられました。
本村議員と、請願の紹介議員になることとともに、身分保障や待遇改善に努力することを約束しました。